支えられる存在から 支える存在へ
 
 Aichi-Ken senior citizen Welfare CO-OP

高齢者が主人公の協同組合です。
仲間との出会いで高齢期を楽しく豊かにしませんか。
高齢協では、全ての世代が共に支えあう
福祉のあるまちづくりを目指しています。

 
介護保険法・障害者総合支援法・児童福祉法に基づく
福祉事業所
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愛知県高齢者生活協同組合
20周年記念企画

 「寝たきりにならない、しない」
 「元気な高齢者がもっと元気に」
 「一人ぼっちの高齢者をなくそう」

 住み慣れた地域で暮らし続けるために、
 今、私たちは何をすべきか・・


 愛知県高齢者生協が、これらのスローガンを軸に設立されて、はや20年という歳月が流れました。当初より、日本の超高齢化社会の到来が叫ばれてきたのが、その予告は今まさに現実として私達の前に姿を現してきました。
 これは、高齢者のみの問題でなく、次代を担う世代、さらにその下の若年層や子ども、そして、私達が暮らす地域社会に既に影を落としてきています。
 今、何を見て、どう考え、どんな行動をとるべきか、状況は「待ったなし」と言わざるを得ません。

 
 先般大きく話題となった、
「下流老人 1億総老後崩壊の衝撃」という著書もまた現状を端的に表している社会問題であり、今後はそれがスタンダードになるであろうと、多くの人が本能的に予感しているからベストセラーになったとも考えられます。
 この日の講演は、氏の著書にもある、下流老人化へのパターンと対策などをメインに展開されました。この中で、今日にでもすぐに実践できそうな対策の一つに、「地域社会へ積極的に参加する」ということがあります。これは、高齢者生協として常々取り組んできた理念と共通するものであり、現代という時代に暮らす人々の、普遍的なテーマであると再確認しました。

       
 「貧困」のいくつかの定義の中には、「関係性の貧困」というのがあり、文字通り身近な拠り所となる人間関係、地域とのつながりとの断絶を指していますが、ここを速やかによりよく構築していくことが、高齢期の幸福度の差になってくることは明白であり、自分の未来のため、また孤立している誰かのために、今からでも取り組める課題です。
 
 協同組合の本来の良さは、この関係性の構築のしやすさにあると言って良いでしょう。現在、これを活かした活動・具体的な方策にはどんなものがあるでしょうか。

 後半からの実践報告では、各関連事業所や地域コミュニティーでの実際の取り組みをもとに、地域に根ざした活動内容とその課題なども含めた報告が聞かれました。
 そこでどの報告にも大まかに共通して言えることは、地域にはその住民、地理的環境、風土などによって特徴や個性があるものの、その個性なりにどんなことに困っているか、地理的な弱点と強み、それらをどういった道筋で活かし、つないできたのか、誰がどういう役回りで連携してきたのかが伺え、興味深いものとなりました。
    
こういった事例を共有し合うことで、自らの事業や活動においてお互いに発見ができ、一つの回答を得る場として役立てて行きたいものだと思います。

20周年企画チラシ
公開講座と実践報告の集い

@記念講演
 日本社会の貧困を考える
「下流老人の現状と対策」

 講師:藤田 孝典氏
(社会福祉士、聖学院大学客員教授)


実践報告「子ども、高齢者、外国人支援を考える」

コーディネーター 小木曽洋司さん
        (中京大学現代社会学部教授)


報告
(1)地域の保育園、高齢者支援、食事会のとりくみ   (名北福祉会)

(2)地域の「子ども食堂」のとりくみ
  (名古屋北法律事務所)


(3)豊田市保見地域の外国人支援、
  仕事おこしのとりくみ
  (高齢者生協ケアセンターほみ)

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